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- なすびグループという会社について教えてください
- - 藤田
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なすびグループは、静岡市内と中国で、食を中心としたレストランビジネスを展開しています。2010年で創業36年目を迎えました。
「地域に必要とされるお店であり続けること」を目標に、画一的なチェーン展開ではなく、1店1店コンセプトの違う様々な業態の店舗を、現在静岡市内に10店舗運営しています。 場所やコンセプトを別にすることで、静岡市内においてもより広い年代・好みのお客様に満足していただけるお店を作れるからです。
目指すのは、お店を通して「地域を発信していく」ことです。お店を通してアイデンティティを発信し、首都圏や名古屋からもお客様を呼べるよう、なすびブランドを確立していきます。
- どんな企業を目指しているのですか?
- - 藤田
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たとえ会社の規模は小さくとも、強い会社であることが、あるべき姿です。私たちは、「食」を通してサービス業を行う企業です。サービス業を行う私たちが強い会社であるためには、何より人材が重要で、最強のホスピタリティ集団でなければなりません。そのために「料理人10か条」、「おもてなし15か条」など、具体的な行動指針を推進しています。
サービス業のあり方は時代とともに変化しますが、そこには変えていいものと、変えてはいけないものがあります。10年経っても100年経っても変わらないものは、お客様に喜んでいただくことです。この理念は変えずに、お店の運営手法を変えていくのです。ライバルは競合店ではなく、時代の流れです。状況をよく見極めて、具体的な戦略を打っていきます。
- 中国への出店など、海外戦略について教えてください
- - 藤田
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今まさに力を入れているのは、静岡発の企業として、世界を舞台に会社を伸ばしていくことです。国内の他都市ではなく、海外でなくてはならないんです。その第一歩が中国だったのです。
海外展開に力を入れる理由は、なすびグループのスタッフ全員にグローバルな視点を持って欲しいからです。料理人もサービスマンも豊かな感性が求められますが、グローバルな視点からその感性が磨かれ、そして仕事へのモチベーションも高まっていきます。
高い感性を持ち、モチベーションの高いスタッフこそ、強い集団を作る原動力です。

- なすびグループが求める人材は?
- - 藤田
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サービス業は人が行う職業です。お客様、職場の仲間、すべて人と人とのつながりが基になっています。私たちが求めるのは、「人に好かれる人」よりも「誰でも好きになれる人」です。これは料理人であっても、サービスマンであっても必要な、共通の資質だと思っています。まず自分から相手のことを好きになれば、相手に喜んでもらうために何が出来るか考え、相手の気持ちに配慮して行動し、最終的には相手が自分に心を開いてくれるからです。
なすびの入社のハードルは高くありません。
この資質は最初から持っていなくとも、こうありたいと強く思い、行動していける人であれば、自分自身を変えていけるからです。より成長を目指せば、料理人には「料理」という身につければ誰にも取られることのない、自分だけの技術が身につく環境があります。サービスマンについても同じで、私たちはサービスも技術であると考えています。ひとつひとつの技術・知識を身につけていくことで、それは誰のものでもない、その人だけの技術になるはずです。
- 藤田社長の仕事観について聞かせてください
- - 藤田
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経営者として、お客様を幸せにするには、まずは自社のスタッフが幸せにならなければならないと思っています。ひとりひとりが幸せに感じることは違いますので、それを実現させるための環境を提供することが、会社として出来ることです。それがモチベーション高く働ける現場であり、やりがいのある仕事であり、成長を実感できる教育体制ではないでしょうか。
仕事は一生のことで、自分の世界を広げてくれ、成長させてくれるはずです。充実した仕事が出来る人は幸せで、いやだと思いながら働いている人は幸せにはなれません。「働く」という言葉は、言い換えれば「他を楽にする」という意味です。自分が行動することによって、お客様や仲間が「楽」になっていく。このことに充実を感じることが出来る方は、なすびの価値観を共有し、一緒に幸せになっていける方だと思います。
- これからのなすびの方向性を教えてください

- - 藤田
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人々の食への不信感が高まる中で、私たちは「料理」という商品で勝負しています。
「料理」つまり「食」とは特別なもので、例えば疲れているときもおいしい料理を食べて「明日もがんばろう」と思ったり、小さいときに食べた味に忘れられない思い出があったりと、人々の人生の活力になるものです。なすびの成長源は、そんな人々の人生の活力になるような料理です。つまり良い料理人がいることです。見た目がきれいでおいしいのは当たり前で、いかに気持ちのこもった料理であるか、です。同じレシピで作っても気持ちを込めたときと、そうでないときではおいしさはまったく違います。
気持ちのこもった最高の料理が作れる料理人を育てるために、私たちはいい上司(料理長)・環境(時代に見合った調理法や器具)・地元静岡のものを中心とした上質の素材を揃えてきました。
- 料理人を志望する方へのメッセージをお願いします
- - 藤田
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現在なすびでは、各店で素晴らしい料理長が育っています。
それぞれに個性や得意分野がありますので、10人の料理長がいれば、10通りのレシピが学べる環境を提供できます。
各人が何を目標に料理をするかは自由です。技術を学びたい方もいれば、お客様を喜ばせたい方、将来独立を考える方もいるでしょう。明確な目標があれば、この環境を最大限活かせると思います。今後私たちは、「料理の出来るサービスマン」の育成を目指します。
料理人の方々には、料理だけでなく、器・酒・ワインなどの知識を身につけていただき、お客様と調理場が近いなすびの特長を活かし、積極的にお客様にご提案・新しい料理の楽しみ方を提供できる人材として、さらなる成長をしていただきたいと思います。そのためのセミナーや勉強会は、すでに社内で積極的に開催しています。
- サービスマンを志望する方へのメッセージをお願いします
- - 藤田
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なすびのサービスマンは、サービス・空間・料理を通じて、お客様に満足いただける時間を提供する仕事です。お客様ひとりひとりに合ったロケーション、接客、お料理やお酒の提案が出来るおもてなしのスペシャリストを目指して取り組んでいただきたい。CS(顧客満足)委員会や一流旅館でのサービスセミナー、海外研修など、店舗内に留まらず、全社的な教育研修制度を積極的に導入しています。
がんばればそれが評価され、活躍のステージを自分で広げていくことが出来ます。その中で目標が持てる方、サービス業で生きていこうと決めた方には、最高の環境だと思います。
藤田圭亮(ふじたけいすけ)37歳
株式会社なすび 代表取締役社長
昭和48年3月生まれ
愛知大学経営学部卒業
平成7年、株式会社JTB入社、団体旅行営業職として勤務。平成10年5月、株式会社なすび入社。
空手道3段。高校・大学とも空手部主将を務め、大学時代には東海地区学生空手道選手権、個人組手優勝。
静岡県食育オピニオンリーダーとして県より委託され、県の食育推進にも努めている。
2010年度 社団法人 静岡青年会議所 理事長
講談師 宝井駿之介後援会会長






















